灯凪田テイルの小説第2章 彷徨う魂たち-1 「ビッグニュースって?」 柊は、アレンの表情を注視しながら慎重に訊ねた。明らかに、何か企んでいるような表情だったからだ。 警戒心いっぱいの柊を、面白そうに見るとアレンは言った。 「Miss ... 2019.07.31灯凪田テイルの小説
灯凪田テイルの小説第1章 最悪の再会-8 R15 ベッドサイドの小さなライトだけの薄暗闇に眼が慣れるより先に、真珠色にぼうっと浮かび上がる灯里の小さな胸の膨らみに柊は息を飲んだ。そっと掌を乗せるとちょうど白桃のような大きさで、滑らかでぷるりとし... 2019.07.30灯凪田テイルの小説
灯凪田テイルの小説第1章 最悪の再会-7 灯里はまだ帰ってきていなかった。 郵便受けで灯里の部屋の番号を確認して、502号室の呼び鈴を押したけれど応答がなかった。しかたなく柊は、再び1階まで降り、マンションの入口を出た。 どうして... 2019.07.29灯凪田テイルの小説