木村拓哉×キムタク演技

狂愛と偏見の映画・ドラマ・役者論
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※愛ある敬称略、をお許しください。

 

現在放送中の木村拓哉 主演ドラマ「グランメゾン東京」

(TBS系)が好調らしい。

初回視聴率が12.4%、第2回が13.2%、第3回が11.8%…。

視聴率うんぬんは置いておくとして、観た感想は

「結構おもしろい」だ。

※Paravi会員登録で視聴可能。

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TBS『グランメゾン東京』

まず、ストーリー展開がベタではあるけど、

そのあたり逆に変な深読みや混乱をせずに

純粋に楽しめる。

キムタク演じる尾花夏樹を囲む沢村一樹(京野陸太郎)、

及川光博(相沢瓶人)、玉森裕太(平古祥平)たちが

やがてどうなっていくか、

展開は読みやすく、またそれぞれ主役級の役者たちが

脇を固めるという贅沢なドラマになっている。

 

ヒロイン役の鈴木京香はなんと51歳だというが、

この女優さんは年を重ねても相変わらず「キレイなお姉さん」

のままだ。演じる役どころも実に幅広く、癖のある役から

ナチュラルな演技まで自在に演じわける。

個人的には今回のナイス・キャスティングの一つだと思っている。

もう一人のナイス・キャスティングはライバル役の

尾上菊之助(丹後学)。いつの間にか大人の色気が漂う

素敵な役者さんになっていた。

若い頃は線が細いお坊ちゃまといった印象だったが、

育ちの良さからくる品格に程よい渋みが加わり、

幼い頃から修行してきたであろう土台が、

ブレのない演技を支えている。

 

キムタクは平成の東宝スターだ!

このところ、キムタクがドラマに出る度に

「木村拓哉はどんな役をやっても木村拓哉だ」

という声が聞かれるようになった。

いわゆる「キムタク演技」というヤツだ。

マジョリティの声と言うのは恐ろしいもので、

なんとなくあたしも、そうだなぁと思うように

なっていたのだけど。。。

 

あるとき、ふと思った。

あれ? 加山雄三って

「若大将シリーズ」が人気じゃなかったっけ?

申し訳ないが、時代が違うので詳しく知らず、調べてみた。

 

そしたら、出てきた。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)によると、

1961年から1071年まで全17作による喜劇映画で、

1960年代の東宝の屋台骨を支えたとある。

タイトルもめっちゃベタで、

「エレキの若大将」「銀座の若大将」「海の若大将」

「ハワイの若大将」「南太平洋の若大将」

「ブラボー!若大将!」「俺の空だぜ!若大将」と

もう、ブラボー!ワンダフル!やったぜ!若大将である。

 

すごい!

若大将さえいれば、なんでもあり。(*´▽`*)

この頃の東宝は、若大将=加山雄三というスター&

キャラクターのために何本も映画をつくり続けていたのだ。

おそらく内容は違えど「若大将」はいつも「若大将」だったに違いない。

 

これである!まさに、これなんだ!

え、わかんない?

だからぁ、キムタクはいつもキムタク。

このキムタクありきのドラマや映画をつくればいいんである。

キムタクにこの役をどう演じてもらうかではなく、

キムタクにしかできないキムタクのための役を用意して、

木村拓哉シリーズをつくればよかったんである。

 

「ビューティフルライフなキムタク」「キムタクのプライド」

「キムタク~ロングバケーション」「ヒーローはキムタク」

ほ~ら、大丈夫。

キムタクのキムタクにしかできない演技を見たいファンの

ハートを鷲掴みである。うん、間違いない。( ˘ω˘ )

 

 

 

て、冗談ぽく言ったけど、つまり

キムタクは加山雄三クラス、いやもっと言えば

石原裕次郎クラスの「スター」だってことだ。

こういう「本物のスター」を、時代は決して多く輩出はいしゅつしない。

あ。

念のために言っておくと、あたしは面食いではなく

特別キムタク・ファンでもない。

でも、キムタクのきらきらした時代は

忘れられない思い出といろいろ重なる。

 

これからのキムタクに願うこと

 

今後も、キムタクはキムタクであり続ければいい。

そして、あたしたちも平成が生んだ

希少なスター・キムタクをもっと大事にしよう。

 

そして、キムタクは器用なスターでもある。

それはもうなくなった「ビストロ・スマップ」で見せた

古畑任三郎(田村正和)の物マネや、

ピンクのぬいぐるみを着たPちゃんでも証明している。

え? 料理も器用だけど、そっちでなく。

 

これからのスター・キムタクはこの器用な物マネの才能を、

新たに開花させていってほしい。

たとえば、残念ながら田村正和はもう高齢だ。

なんとなく美学を持っているっぽいマサカズさまは、

よわいを重ねた姿を見せたくないのではないかと推察する。

であれば、今度はキムタク主演で田村正和を完コピした

「古畑任三郎~キムタク・バージョン」を制作するのである。

着ぐるみのPちゃんならぬ、田村正和の着ぐるみを着た

キムタクはおそらくノリノリでその役割をまっとうしてくれるはずである。

 

古畑任三郎シリーズは、ご存知「遅筆の天才」三谷幸喜が

脚本だ。三谷幸喜は、ヘンなおじさんでもある(褒め言葉)。

ぜひ、このアイデアを面白がって実現してくれることを、

埋もれたblogの片隅で切に願っている。

 

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