人気コミック「おじさまと猫」が草刈正雄さん主演でTVドラマ化されます!
2021年1月6日(水) 深夜0時58分 スタート!
気になるストーリーは?
自然に涙が頬を伝うのに、心はほっこり温かい。。。
若干ネタバレを含みますが、期待感が高まると思います!!(*´▽`*)
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ペットショップの中に入ると、
可愛い子猫に交じって「成猫」がいることがあります。
何も考えずに無邪気にじゃれる子猫たちの中で、
なんとなく悟ったように寂し気な目をしている…
「期待にゃんかさせないでくれ!」
エキゾチックという種類のこの猫は、
そんな「成猫」の一匹でした。
ブサイクな上に鼻の横に大きな黒丸模様があります。
「ブッサイク」
「ハナクソついてる~」
みんな同じことを言うから、その「成猫」は
あきらめた猫でした。
『どうせ誰も私にゃんてほしがらにゃい…』
そんなある日、一人の男性が「この猫をください」
と言うのです。
『馬鹿にゃのか、このオッサン。
嫁へのプレゼントか?娘へのプレゼントか?
絶対に嫌がられるぞ!
返品にゃんか嫌だ!』
『期待にゃんかさせないでくれ!』
でも、その男性に抱っこされたとき、
その「成猫」は信じられない言葉を聞くのです。
「うちの子におなり…」
名前は大切な贈り物
「ブチタ」 「にゃー」
「マメ助」 「にゃー」
「おむすび」 「にゃー」
その「成猫」は思います。
『あなたにならなんて呼ばれても嬉しいにゃ…
ハナクソでもいいにゃ…』
でも、名前は大切な贈り物だから。
おじさまは「お前に出会えたことが幸福だから」
と言って「ふくまる」という名前をつけてくれたのでした。
一生もらえにゃいと思っていた名前…。
ふくまるは思うのでした。
『嬉しいって限りがにゃいにゃ』
『昨日と同じ今日が続くと思っていたにゃ…』
ペットショップでの生活はもうおしまい。
明日が来るのが楽しみになる、
そんな毎日がもうはじまったんだよ。
もうすでに、灯凪田テイルの涙腺は決壊し続けていました。
愛猫maoちゃんが2019年12月23日AM6:10に
亡くなったせいもあるかもしれませんが。
でもそれだけじゃなくて、「すべての猫は幸せになるために生まれてきた」
といつも思っていて、ふくまるがそうなってくれたことが
たまらなくたまらなく嬉しかったのです。

思い通りにいかにゃいのが猫との生活
ふくまるは幸せでした。
これまでは夜、ペットショップのスタッフが帰って行くと、
ふくまるは独りでした。もう1年も。
でもいまは違います。
パパさんと同じベッドで、パパさんの存在を確かめながら
寝ることができます。
もちろんパパさんも幸せでした。
たとえふくまるが、ベッドの半分以上をで~んと
占領して寝ていたとしてもです。
パパさんがお仕事で出かけてお留守番しなければならなくて、
秒速で寂しくなっても「ここはパパさんが帰ってくるおうち」
と思えるようになったふくまる。
『もう、あの頃とは違う』
そう、違うんです。
でもふくまるはやっぱり猫です。
猫だから、パパさんが自分のことを見てくれないと、
パパさんが仕事をする机の上にで~んと乗ってお仕事の邪魔をします。
猫だから、畳んだ洗濯物の上には
ダメと言われても乗ってしまいます。
でも猫だから、そんな風に勝手気ままに振るまっても
ちゃんと役目を果たしてしているのです。
何かの理由でいなくなった奥さんのことを想い続ける、
パパさんの毎日をゆっくりと癒す役目を。
「おじさまと猫」はこんな物語です。
せつなくて、おかしくて、笑いながら泣いてしまうような。
第2巻はどんな物語でしょうか。
また、ご紹介しますね。
「おじさまと猫」はkindle unlimited 対象商品ではなく
有料です。残念ながら。。。
コミックシーモアでは無料立ち読みができるので
良かったらお試しください。