感情が入ってしまって…ネタバレ注意です。(*´ω`*)
スクショも多めです、ゴメンナサイ。
ふくまる去勢する
オスでもメスでも、猫の去勢と避妊手術は
避けて通れない問題です。
去勢や避妊をしないと、まず鳴き声がすごいし、
オスはあちこちマーキングするし、
脱走してケンカしてぼろぼろで帰ってくる
猫ちゃんもいるそうです。
そう、ちょっと可哀想だけど、去勢・避妊は
猫ちゃんのためでもあるんです。
maoちゃんもお泊りで避妊しました。
迎えに行ったら手術跡を舐めないように
エリザベスカラーをつけられていました。
ちょっと情けない顔をしていたので、
お家に帰ってぎゅっと抱きしめたことを覚えています。

おじさまは有名ピアニストだった
ある日、おじさまは同僚の若い森山先生に誘われて
ピアノコンサートに行きます。
でも、そこでおじさまは呼吸困難になって倒れてしまうんです。
1巻2巻で貼られていた伏線が、
ここでするすると解き明かされていきます。
おじさまは国内外で有名な神田冬樹という
ピアニストだったんです。
でも、奥さんがなくなって6回目のコンサートで
倒れてしまいます。
そしてその日を境に、おじさまは表舞台から姿を消すのです。
荷物は捨てるか持ってもらわないと軽くならない
おじさまには40年以上つきあっている親友の
小林と言う男がいます。
その親友に言われるのです。
「お前ってさ、泣き言いわないんだよ。
辛いものも苦しいものも全部背負って全部隠して」
「荷物はな、捨てるか持ってもらわないと軽くならないんだよ」
犬の茶子ちゃんの飼い主で、どこかヌケたところのある
小林にしては名言です。(*´ω`*)
そして、おじさまは知るのです。
恰好悪いところも弱いところも全部自然に見せられるペットに、
人間は実は荷物を持ってもらっているのだということを。
5人兄弟の末っ子だったふくまる
おじさまの過去が少しずつ明らかになるのと同時に、
ふくまるの幼い頃の思い出も明かされていきます。
なんと、ふくまるは5人兄弟の末っ子で、
一番どんくさい子だったのです。
お昼寝のときはいつも遅れてママさんの胸の中に
おさまりきれず、あぶれてしまうような。。。
でも気がつけば、みんながちゃんとふくまるのことを
心配してくれているのでした。
だけどある日、みんながいなくなります。
どこに行ったかと聞くふくまるに、ママさんは
「みんなは絶対幸せにしてるの。
あなたは私の可愛い子。
誰がなんと言おうと可愛い子。
どんなに離れても辛いことがあっても忘れないでね」
そんなママさんの言葉を思い出しながら、
ふくまるは「幸せになったにゃ」と心の中で
ママさんに報告します。
そして、一番どんくさい自分が幸せになったのだから、
「みんなはもっと、も-っと幸せににゃってるにゃ」
子猫ではなくなった猫
人間でも、犬でも猫でも、
ちっちゃいときは無条件に可愛いものです。
でも大きくなって可愛くなくなったからと言って、
子供を捨てますか?
いままさに、飼い主に「いらなくなった」と言われた
猫が登場します。
子猫のときは名前をくれ、ご飯をくれ、撫でてくれました。
ところが。。。
怒りです、マンガとはいえ、マジギレしてしまいました。(`・ω・´)
あたしの友人は、保護した猫を飼うために
引越までしたんです!
この猫の飼い主の女性は、なんと息子に
猫を押しつけるのです。
息子から見れば、自分にしか興味のない母親です。
「ふざけるなァ。生き物はおもちゃじゃない。
生きてるんだ、傷つくんだ」
傷つきます。
犬でも猫でも、人間と同じように心を持っているんです。
そして、おそらくこの猫が新しい飼い主の息子と、
おじさまの縁を再びつなぐ「猫結び」となるだろうという
期待を抱かせて、3巻は終わります。
「おじさまと猫」はkindle unlimited 対象商品ではなく
有料です。残念ながら。。。
コミックシーモアでは無料立ち読みができるので
良かったらお試しください。