#看護師の五輪派遣は困ります

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デモツイート10万件越え

愛知県医労連などが呼びかけたツイッターデモに

多くの人が反応・拡散し、「#看護師の五輪派遣は困ります」

が10万ツイートを超えました。

ことの発端は、東京都などが緊急事態宣言下の中、

東京五輪・パラリンピック組織委員会が「日本看護協会」に

大会の医療スタッフとして看護師500人の確保を依頼したことが

判明したためです。しかも、ボランティア!!

この期に及んで医療従事者の方々に、

どれだけの負担を強いれば気が済むのでしょうか。

大阪の医療が事実上崩壊し、全国で同じ事態が起こりかねない

戦々恐々とした状況で、医療従事者の方々には給与・ボーナスを

増額しても、まだ労に報いることができない状況です。

 

「災害レベル」の現場で、オリンピック開催!?

「もう現場は災害レベルの状況だ」

そんな声に多くの日本人がショックを受けたのではないでしょうか。

事実、自衛隊の派遣が検討され、自宅待機感染者は1万人越え、

救急車を呼んでも病院に搬送することができないのです。

もともとは東日本大震災の「復興オリンピック・パラリンピック」に

なることを期待され、現在では「コロナ禍を乗り越えた

人類の団結と共生の象徴」として開催されることを目指していたはずです。

ところが。。。

「殺されたくない」「使い捨ての駒ではない」

という声が上がっているんです。

コロナを乗り越えるどころか、いまはまさに災害時であり、

「助けて!」と国民が悲痛な叫びをあげているのです。

政治家の方々には、組織員会の方々には聞こえないのでしょうか?

 「中止」を口にできないチキンレース

どうして、誰も「中止」を口にできないのでしょう。

それは、中止をすることで発生する「多額の違約金」です。

もし日本側が中止を聞い出せば、契約書にある

「日本側は補償や損害賠償をIOCに請求する権利を

放棄することに加え、第三者からの賠償請求や訴訟に

応じる義務が生じる」という契約を履行しなければなりません。

IOCは世界保健機構(WHO)が中止勧告を出したら、

それに従う姿勢を見せていますが、WHOは

「当事者が判断すべき」と言い続けています。

大人の国際社会のはずなのに、なぜこの未曽有のパンデミック

という状況下での開催を協力して解決できないのでしょうか?

私たちがまだ知らないこと

このまま「東京オリンピック」を開催したら

どうなるのか、きちんと納得できる説明を

出来る人はいるでしょうか?

専門家も政治家も、誰も未来を正確に予想できないはずです。

想定外の事が起こりえることは、これまで東日本大震災でも、

コロナでも、私たちが嫌というほど体験してきたことです。

こんなことが現実とならないために、

私たちは医療従事者の方々と力を合わせ、

叫び続けていくしかないのではないでしょうか。

 

 

 

 

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