灯凪田テイルの小説読切り小説『猫は無心に光と遊ぶ』 カーテンを開ける。 いきなり飛び込んできた朝陽に、思わず目をつむる。 「眩まぶしいよ」 ベッドの中から、ちょっぴり不機嫌な声が聞こえて振り返った。 「ごめん」 「おいで、仄香ほのか」 慎之介... 2019.11.27灯凪田テイルの小説