灯凪田テイルの小説第2章 彷徨う魂たち-8 「柊、学食行く?」 実験用の器具を洗い終え、収納棚に整理し終わった星奈が言った。 「あ、悪い、星奈。僕、今日は約束があって」 「そう?じゃ、私はお昼行ってくるね」 どんな約束かなんて訊きもしな... 2019.08.07灯凪田テイルの小説
灯凪田テイルの小説第2章 彷徨う魂たち-7 R15 ※R15です(当社比)、苦手な方はお気を付けください。m(__)m 「柊ちゃん、どうし…」 灯里が全部言い終わらないうちに、玄関のドアを後ろ手に閉めた柊に唇を塞がれた。 「っん、ちょ。待っ…」... 2019.08.06灯凪田テイルの小説
灯凪田テイルの小説第2章 彷徨う魂たち-6 強くなりたい、強くなりたい、強くなりたい。 サンドバッグに右ストレートを埋めるように突き出しながら、柊はその思いも激しくぶつけた。 強くなりたいという気持ちが執拗に膨れ上がったのは、あれが... 2019.08.05灯凪田テイルの小説