灯凪田テイルの小説第1章 最悪の再会-7 灯里はまだ帰ってきていなかった。 郵便受けで灯里の部屋の番号を確認して、502号室の呼び鈴を押したけれど応答がなかった。しかたなく柊は、再び1階まで降り、マンションの入口を出た。 どうして... 2019.07.29灯凪田テイルの小説
灯凪田テイルの小説第1章 最悪の再会-6 「だから、魔性の女なんだって」 酔いで目元を赤くしたカオリが、バンザイをしながら言う。その手を下げさせながら、シンジが言った。 「わかった、わかった」 「魔性の女なんて、言われたことないよ」 ... 2019.07.28灯凪田テイルの小説
灯凪田テイルの小説第1章 最悪の再会-5 「灯里、このあと予定ある?軽く飲んでかない?」 ダンスでかいた汗を流し、シャワールームから出ると、鏡の前で化粧をしていた芦名あしなカオルがそう声をかけた。 このスタジオに通うようになって約4年... 2019.07.27灯凪田テイルの小説