灯凪田テイルの小説25時のすうぷ 第3話 第3話 くりくりヘアの懸案事項 そうして、私は18歳になった。 駅から大学のキャンパスまで、道の両側に桜並木が続く。この大学に入学することを決めたのは、この桜並木があるからだった。 希望の... 2019.07.04灯凪田テイルの小説
灯凪田テイルの小説25時のすうぷ 第2話 第2話 たとえば星のスープとか 「こんばんは」 近づくと、そう挨拶してくれた〈すうぷ屋〉さんはとても背の高い人だった。少し茶色がかった髪の毛は天然パーマなのかくりくりで、襟足が長めで女の... 2019.07.03灯凪田テイルの小説
灯凪田テイルの小説25時のすうぷ 第1話 第1話 コインの表と裏 ママは言った。 はるひちゃん、妄想は人の心を救うわ、妄想は人だけに許された極上の贅沢品なの、だってそうでしょ、はるひちゃんの飼っているウサギのめぇめだって、とうま... 2019.07.02灯凪田テイルの小説